[ NOSAKA DIARY のさか 日記 ]
仕事履きにインソール
2015年3月16日 [金沢店]
3月に入り、春の靴達の入荷もちらほらはじまり、春の足音が聞こえてきます。
雪ももう終わり、気温も少しずつ上がってきたようですね。
毎年、そんな時期には、こぞって仕事履きのお悩みや相談を多く頂きます。
歩きまわる仕事、長時間立ちっぱなしの仕事、
みなさま色々な仕事をされている中、
その間、色々な姿勢や動きをして体に負担をかけてしまっています。
仕事中に履ける靴が、履き心地を考えた一番足に合った靴であれば、
お仕事中の足や身体を守り、笑顔で仕事に集中できるのですが、、
紳士靴、パンプスでお仕事される方以外にも、、
安全靴、調理靴、介護師さん看護師さん(ナースシューズ)、
漁師さんや花屋さん農作業(長靴でお仕事)
など、仕事履きが限られている場合では、
水から守る、安全を守るなど、履く靴が決まっていて、
一番足や身体に合った靴でお仕事できずに足だけでなく、体に負担をかけて
我慢してしまっていることが多いようです。
オシャレ履きや、お洋服には気を遣うのですが、
「仕事履きは、すぐに汚れたり痛むから、どんなのでもいいわ」
なんて言われるお客様もいらっしゃります。
でも、
生活の中で、お仕事をしている時間はとても長いのではないかと思います。
私たちは、2本の足の上に立っていて、
頭を支える首、肩、背中、腰。。
それらすべてを、2本の足で支えています。
家で言う基礎、土台ですね。
しかも家と違い、足の上に乗った体を支えて、移動したり、色々な姿勢をとるわけですから、
足がしっかりしていないと身体を守ることは難しく、
足と靴が正しく機能していないと、靴の中で足の姿勢が崩れ、
土台の足の姿勢が崩れたまま色々な負担をかけることで、
膝の、腰の、上体の負荷が大きくなってしまいます。
という事は、長い時間負担を知らずかけてしまっている仕事履きは、
体を守るためにとても重要!
そこで足と靴の間をつなぐものがインソールです。
インソールの上は、足や身体を支え、
インソールの下は、靴の動きに正しく機能する必要があります。
(靴一つ一つ、中の容積も違い、動きや用途も違うわけなので、合わせ方も違ってきますね。)
ですので、インソール作成には、
インソールを作成したい靴をご持参いただき、
足のサイズ特徴や状態を測り、仕事の動きや姿勢、今持っているお悩みなどをお伺いしたうえで、
足、使用目的、動きに合うインソールを作成させていただきます!
原因を突き止め、みんなが元気に笑顔でお仕事に集中できるお手伝い。
履き物やインソールを通じて、お役に立てましたら嬉しいです^^
のさか本店 江尻