[ NOSAKA DIARY のさか 日記 ]
防水スプレーでお気に入りの靴を水に強く、汚れにくく
2018年6月14日 -お知らせ
[のさか本店日記]
忙しい5月あっという間に過ぎ去り
気が付けば、昨年より数週早く北陸も梅雨入りしたとか。
暑い夏がやってくる足音が聞こえてきましたね。
お久ぶりにブログ書けました、のさか本店です^^;
今からの季節の履きやすいサンダルのお問合せと同じく、
靴やサンダルのメンテナンス相談を良くいただきます。
そこで今回のブログは、雨の多い梅雨時期、
靴が濡れて、傷むのをなるべく防ぐため、
大切な靴を長く、快適な状態で履けるようにも
防水スプレーの大切さ、使い方などをおさらいしたいと思います!
●まず、防水スプレーはどれも一緒??と思っていませんか?
実はいろいろ種類がございます。
のさかの靴は、しっかりしたレザーや、異素材、テキスタイルとのコンビなどの靴も多いです。
フッ素系のスプレーがおススメです。
表面に皮膜をつくるシリコン系に対し、フッ素系は、革の繊維1本1本に水の分子よりも
細かいフッ素樹脂を浸透させ、撥水させることで、革の柔軟性、通気性損なわず、
革本来の風合いを残しながら防水できます。
即効性は、シリコン系より劣りますが、繰り返し使う事で革の撥水力を高めます。
(通気性が悪くなると、革が傷みやすくなったり、蒸れの原因になったり、カビの要因にも。。)
●防水スプレーをかける前に、
革が雨で濡れている状態では効果がありません。タオルドライして、水気を拭き取り、
陰干しで乾燥させて、乾いた状態でかけてあげましょう。
吸い込むと身体によくありませんので、換気の良い場所、屋外、
マスク着用で行うと良いと思います。
靴が汚れている場合は、靴ブラシやクリーナーで汚れを落としてから行いましょう!
※防水スプレーのラベルに書いてある、小さな小さな説明書きも、読んでみましょう!
(メーカーや種類が変われば、説明も異なります。)
新人スタッフ中谷さん、見せてくれていますが、小さくて見えない?_?
ココデス!
大切な事や注意点、
使用できない素材など書いてありますので、読んでみて下さいね^^
●スプレーのかけ方
スプレーの種類でも記載が少し違う事がありますが、
スプレーする時は、靴から30-50㎝離して手早く靴全体にかけてあげて下さい。
水の侵入しやすいステッチ、ファスナー部、境目などしっかりと。
靴底やインソールにはかからないように気を付けてスプレーしましょう。
(インソールにかかると足が前すべりしやすくなったり、汗を吸いにくくなったりしますし、
靴底にかかると、滑りやすくなったりしてしまいます。)
革の表面がしっとりするまでかけて、乾燥させます。
これを2-3回繰り返すとより良いです。
スムースレザーやテキスタイルは、スプレーが乾いたら柔らかい布でから拭き、
もしくは、靴ブラシでブラッシングしましょう。
スエードレザー(起毛素材)の場合、乾いた後、スエードブラシでブラッシングすると良いです。
”スタッフ中谷さんの WOLKY 4804 しっかりはじいてくれてますね^^”
雨に濡れなくても時間がたつと効果がだんだん弱くなっていきます。
スプレーをかける頻度は使用状況にもよりますが、2-3週間に1回、
一雨濡れたらしっかり乾燥せて1回かけてあげるようにしましょう。
フッ素系スプレーは雨だけでなく、汚れも付着しにくくなりますので、
大切な靴を長くきれいな状態に保つのにも有効です。
(じわっと水が浸みた状態で、ぶつかったりするとキズになりやすくなりますし、
汚れも中に入り込みやすくなってしまいますね)
履く前の新品の靴に保護の為かけておくと良いですね^^
”スタッフ世古さんの ストレッチウォーカー オークス。 こんなにはじいてくれます”
不意の雨に、濡れて傷んだりしないように。
濡れ防止、汚れ防止、痛み防止に。
大切な靴、お気に入りの靴を良い状態で長く履く為のアドバイスでした。
靴や素材ごとに、メンテナンス方法など知りたいなというお客様、
のさか各店スタッフへ、靴持参でご相談くださいませ。
相談どしどしお待ちしております^^
のさか本店 江尻 & 世古 & 中谷