[ NOSAKA DIARY のさか 日記 ]
靴を長く履く為にはメンテナンスがとても大切です【靴のリフレッシュ月間 Par.4】
2022年8月28日 -
みなさま、こんにちは。
のさか金沢エムザ店です。
日頃よく履く靴、冠婚葬祭や雨の日用で必要なシーンでのみ履く靴など。。。
みなさまのご自宅には、用途に合わせて靴をご用意されているかと思うのですが、靴を履く前に点検などしていらっしゃいますか?
靴のリフレッシュ月間、最終回の今回は!
靴を長く大切に履いていただくためのチェックポイントをご紹介します!
以前本店のブログでお伝えさせて頂いた内容とも重なってくるのですが、改めてお伝えさせてもらいますね。
過去の記事は以下からお読みいただけます ↓
①靴底の状態チェック
足を入れる為に、上から見ることが多い靴ですが、一度靴の裏側を見てみてください。
本来靴底にあるべき溝がなくなっていませんか?
↑きれいな状態の靴底
↑すり減った靴底
車のタイヤと同じで、つるつるの状態で歩くと滑る危険があることはもちろん、接地部分が傾いた状態で歩くことで姿勢のバランスがくずれ、ひざや腰などにも影響がでてしまうことがあります。
経年変化による素材が劣化してしまっている場合は、お直しが難しい場合もありますが、のさかでお渡しさせて頂いた靴に関しては修理が可能です。
(修理費用や、お預かり期間つきましてはスタッフにお尋ねください)
靴の買い替えを検討していたが、靴底を治すと歩きやすくなった!と驚かれる方もいらっしゃいます。
そのまま履き続けず、靴底の修理をおすすめします!
②靴のカウンター部分(カカト)の歪みチェック
靴を後ろから見た時に、「あれ?こんなに傾いていたかしら?」と不安になるほど、歪みが出ていたりしませんか?
↑カカトの芯がきれいな状態
↑歪んでいる状態
本来靴のカカトの芯とは足を守る役割を果たしてくれる部分ですが、踏んでつぶしてしまうなどで、靴が歪むと足を守るどころか歩きにくさや疲れ、痛みの原因になってしまいます。
足元が安定しない為、体のバランスが悪くなってしまうことも考えられます。
靴べらを使ってカカトをつぶさず正しく履くことで、靴の寿命も延び、長く快適に使っていただけます。
また、靴底は直せてもカカトの芯がつぶれてしまうと、修理が難しい為、あまりにも歪みが強い場合には、買い替えも視野に入ってくるかもしれません。
外側のチェックが終わったら、今度は靴の中も見てみましょう。
↓
③インソールのチェック
インソールが外れるものは外してみてください。
指の跡がくっきりついて、全体がつるつると滑る状態になっていたり、片側だけが薄くつぶれていませんか?
革やカバーが貼ってあるものの場合は、汗や皮脂などで指の跡がついてくることは当たり前のことですが、表面がつるつるになってしまうと足が前に滑りやすくなってきます。
のさかで作成したインソールは、¥1,650(税込)~ カバーの貼り直しも可能です。
また、長年使ったインソールでつぶれがある場合には、作り直した方がよい場合があります。
お客様の足の動きや体重のかかり方はお一人ずつ異なるので、外側に体重がかかりやすい方は、外側のみがつぶれて薄くなっている等、クセがついていることがあります。
そうすると、歩行のサポートや足の負担を軽減する役割を果たすはずのインソールでも、効果を発揮できず体に負担がかかってしまうことがあります。
つぶれやクセが出る前に点検しておくことで予防できます。
足や身体のことを考えて一生懸命選んだ靴が、正しく役割を果たせるように定期的なメンテナンスをお願いします!
今回ご紹介したチェックポイントは、お客様ご自身で確認していただけるポイントですが、のさか各店ではアフターケとして、いつでも点検させていただきます。
靴をお買い上げいただいたお客様には、点検目安となるカードをお渡ししています。
こういったカードです。
革靴が馴染む目安としてご購入から2~4週間後と、半年後と書いています。
お手入れが1回サービスとなるチケットもついています。
カードをお持ちの方は、ご来店の際に一緒に持ってきていただき、「今の靴の状態はどうかな?」と店頭で聞いてみて下さいね(^-^)
のさか本店、のさか金沢エムザ店、のさか小松店では今月末までインソール買い替えキャンペーンを実施中です。
もうすぐ終了なので、早めのご相談をお願いします。
のさか金沢エムザ店