[ NOSAKA DIARY のさか 日記 ]
足のお悩み相談Vol.6【靴底の減り方】
2023年8月13日 -
のさか金沢店です。
夏祭り・サンダルコレクションなどイベントが続きましたが、
沢山の方に来ていただき賑わいました!
ご来店頂いたみなさまありがとうございます!!
まだまだ暑い日が続きます。
ご来店されていない方もサンダルはまだまだ豊富にありますので
是非お店でご体感くださいませ。
では今回のお悩み相談は【靴底の減り方】です。
みなさんいつも履いている靴の靴底をチェックしたことはありますか?
実は歩き方などにより減り方が変わる事があるんです。
足の外側から減っている方・全体的に減っている方・内側から減っている方
靴の前方まで減っている方などなど減り方は人それぞれです。
一般的な減り方は靴の外側から減る減り方です。
これはあおり歩行と言ってカカトから指先までの体重移動をする上で
かかとのやや外側から着地しS字カーブを描くように親指側に体重移動をしていくからなんです。
あおり運動の図(左足)
この減り方であれば特に問題はありません。
しかし外側から減っているもののカカトの減りが早く靴の買い替えが早く感じるようであれば、
かかとの着地時に少し擦ってしまっている可能性もありますね。
紐をしっかりとしめずに靴を履いていたり、紐などが無くスポっと脱ぎ履きをする靴などは
靴底を引きずって歩くようになりやすいので靴底の減りも早くなる傾向があります。
単純に使用頻度が高い靴はカカトの減りも早いので複数足での履きまわしがお勧めです。
それ以外の場合は中敷きの調整も含めて点検することをお勧めします。
また指の力が弱くなっており指先までの体重移動が正しく出来ていない場合にも
靴の減り方に違いが出る事もあります。
そんな時は5本指ソックスやスライドループインソール(鼻緒付きインソール)
などを使って指をしっかり鍛えると正しいあおり歩行がしやすくなりますよ。
このように環境によっても違いますが、靴の減り方を見るとどんな歩き方をしているのかなどが
分かる事もあります。
靴底が減っている状態で歩き続けると正しいあおり歩行ができずに腰や膝を痛める場合もあるので、
こまめにチェックして修理ができる靴は早めにご購入店でご相談ください。
のさかの靴はほとんどが靴底の修理が可能ですのでお持ちの靴の
カカトの減りが気になった場合は靴をお店にお持ちくださいませ。
のさか金沢店