[ NOSAKA DIARY のさか 日記 ]

 

【金沢店イベント】カラーオーダー会②靴職人にインタビュー

2024年10月17日 -

こんにちは。

のさか金沢店です。

 

のさか金沢店では只今『レディース&メンズ カラーオーダー会』を開催しております。

のさかオリジナルパンプスNOSAKAClassicは、小松市西軽海にあるのさか自社工場で作っています。

お客様にオーダー頂いてから靴を作り始めるのですが、たくさんの工程を経てお客様の元に届きます。

 

今回は、工場に行き、NOSAKAclassicの製造の見学と職人の河端さんにインタビューをしてきました。

 

工場では、つり込みという工程を見学してきました。

アッパーという革の部分を木型にはめて、トーラスターという機械を使ってつりこんでいきます。

機械を調節して、機械の1つ1つが細かく動きガシャンという音とともにつりこまれていました。

機械の細かい動きを調節して、職人の技術で合わせていきます。

手際よく動かしているのが、まさに職人技という感じでした!

 

つま先とカカト部分は機械を使い、横は手で丁寧につりこんでいきます。

つりこみで気を付けていることは、木型通り、紙型通りに作ること。木型に沿うように作る、使う革、使う部位により伸び加減が異なるので加減し型を維持するようにしているそうです。

また、のさかで作っている靴には、つま先芯、踵芯が入っていて型がくずれないように、足をホールドできるようになっています。ぱっと見でわからないよう、極力、芯の境目が目立たないように作ることも気を付けているそうです。

 

 

ここから職人の河端さんへのインタビュー内容です。

Q1.どういうオーダーがきたらうれしいですか?

A.どんなオーダーもうれしいです。

色選び、革選びを見ながら、お客様と販売スタッフの会話を想像しますし、勝手にお客様の雰囲気を想像しながら作っています。

 

Q2.仕上がった靴のここを見てほしいポイントはありますか?

A.見てほしいところは特にありません。が、同じモデルでも革により履いた時の感触が異なることがあるかもしれません。のさかクラシックで使っている革は牛、羊などの天然革です。その動物達の背中、首、手足が靴になります。

人間の皮膚と同じように、虫に刺されたり、何かしらの理由でキズを負ってしまうこともあります。

革はなめし、染色されておりますが、それらが見えることはあたりまえです。

もし、そのような痕を見つけた時は、動物達のお陰と、、思いを馳せてみていただけたらとも思います。

 

Q3.NOSAKAClassicの好きなところはありますか?

A.(好きなところとはちょっと違いますが) 100番台、500番台 共に、履きやすいと喜ばれ、長く作り続けていられることに感謝しています。

履きやすく、リピートしていただいてるお客様に感謝しております。

はじめてお試しいただけるお客様には満足いただけるよう、

販売スタッフ共に協力してお役にたてればと思っております。

 

河端さん ありがとうございました!

 

販売スタッフからの靴に関しての質問に丁寧に答えてくれ、お客様に喜んでもらえるようにはどうすれば良いのかなど、お客様にいつも寄り添って考えてくれているのが、言葉や行動から伝わってくる職人さんです。

 

河端さんのインタビューにもありましたが、天然の革は、生きていた時の傷や血筋など必ずがあります。

イベント開催中は、靴になる前の状態の革が置いてありますで、ぜひ動物達の生きていた証の傷や血筋、場所によって色の入り方の違いなどをご覧になってみてくださいね。

 

ぜひお待ちしております。

 

 

 

のさか金沢店

 


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