[ (3)カビ対策 ]
下駄箱から靴を出してみると何やら白い物体が!!
といった経験はありませんか?
その白い物体の正体はカビです。そんなカビへの対策法をご紹介します。
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■ カビって何?
糸状の細胞が集まった菌類がカビです。アレルギーや食中毒の原因にもなるくらい人体にとってよくない影響を及ぼします。細胞によって増殖していくので、下駄箱の中の一足にカビが生えていたら、他の靴にもカビが生えている可能性があるので要注意です。
<カビが発生する条件>
■ 20度から30度の温度:特に梅雨が危険です!
■ 80%の湿度:梅雨の下駄箱の中の状態。
雨や雪で濡れてしまった靴は乾かしてから入れるといいですね。
■ 靴についている汚れや埃がカビの栄養源となります。
泥などで汚れたときは拭き取ってください。
■ 生えてしまったカビ!!どうしよう?
気をつけていても生えてしまうのがカビ。カビを除去する方法を簡単にご紹介します。
1. 除菌作用のある靴用のスプレーを全体に吹きかけます。
2. 風通しの良い場所で陰干しします。
※一週間くらいかけてしっかり除菌します。
3. 靴専用の洗剤を使ってカビ菌を洗い流します。
4. 風通しの良い場所で再び陰干し。十分に乾くまで。
5. 最後の仕上げに靴クリームなどでお手入れします。
大事なポイント!「水で洗わないこと」
最初に水で洗ってはいけません。水で洗うことはカビに湿度を与えることと同じです。洗うとカビが見えなくなりとれたと思うのですが、本当は更に増殖を促進させているのです。ですから、水で洗うときはしっかり菌を殺した後にしましょう。
■ カビを発生させないためには
一番大切なのはカビが発生する条件を作らないこと。
例えば…
■ 靴についた埃や汚れ、水分をしっかり拭き取ってから
下駄箱に入れる
■ 下駄箱の扉を開けて通気性をよくする(一日に10分程度)
■ 除菌スプレーを下駄箱全体に吹きかける(週に一回程度)
下駄箱からお気に入りの靴を出すとカビが発生していた!なんてことがないように、日頃から予防をしましょう!!そうすればカビが発生することもありませんよ。