ギリーをおすすめする訳
ギリーは古くからある靴の伝統的なデザインです。
もともとは狩猟用で使われていた靴から舞踏用に発展しました。
ギリーはスコットランドやアイルランドといった西ヨーロッパのケルト文化で育まれたと言われています。
現在でもスコットランドの民族舞踊にギリーを履くそうですよ。
有名なバグパイプの演奏でも↓
ギリーの特徴の一つはベロ(舌革)がないこと。
足の甲が丸見えです。
これは靴を乾きやすくするためだとか。
※現在ではベロがあるギリーもあります。
そして何より靴紐を通すハトメがU字型になっていてデコボコしています。
これがギリー最大の特徴です。
紐を交差させながら編みあげる可愛いデザインです。
ギリーは靴紐で足周りを調節できるので、フィット感に優れ足対応がききます。
靴屋としておすすめのデザインなんですよ。
NOSAKAでも足に合う木型を確認する時のフィッティングシューズにギリーを採用しています。
靴紐はベルトよりも細かくフィッティングできるのもポイント。
可愛いだけでなく履き心地も良いんです。
女性に多い外反母趾だって比較的楽に歩けるデザインです。
足がむくみやすい女性にもおすすめです。
最近ではパンプスに靴下を合わせますよね。
そんなときは少し窮屈に感じることもありますが、紐で調節できるギリーはおすすめ。
パンツでもスカートでも合わせやすいうえに、カジュアルにもフォーマルにも使えます。
一足あるとすっごく便利な靴です。
もしもギリーを履いたことがない人は、お店で見つけたら履いてみてくださいね。
ギリーの足元コーデ
ギリーは伝統的なデザインですが、今どきのお洋服にもバッチリ合うんですよ。
ブラックはカジュアルにもフォーマルにも使える無敵の存在です。
春に履きたいイエローのギリー。
ウィングチップがないので見た目が軽~い♪
白を基調としたお洋服と合わせると爽やかです!
ちょっと大人の雰囲気漂うブルー。
カジュアルな洋服OKな職場ならこれもいい!
黒ヌバックはお上品に。
何といってもベージュは合わせやすさ抜群の色です。
迷ったらベージュにしておけば間違いなしです!
つやのあるエナメルとヌバックのコンビ。
春にも秋にもいいですよね~。
スカートと合わせるとグン!とキュートになるギリーです。
ギリーのパンプスで出かけよう!
ギリーはスコットランドやアイルランドといった西ヨーロッパのケルト文化で育まれた伝統的な靴のデザインです。
ベロがなく靴紐で編み上げるギリーは、甲周りを調節できる足対応がいいデザインです。
靴紐で調節するためベルトよりも細かくフィッティングできるのもポイント。
女性に多い外反母趾や足がむくみやすい方にもおすすめです。
伝統的なデザインですが今どきのお洋服にも合わせやすい!
カジュアル過ぎずフォーマル過ぎず調度いいあんばいです。
フィット感が良く、靴屋としてもおすすめのパンプス。
履くと分かる、可愛いだけじゃないこの履き心地。
今年の春はギリーを履いてお出かけしてみてください!