ショック!!革靴の傷
先日、会社の玄関で同僚が「ぎゃ~!」と叫び声を上げていました。
本人は全く気が付いていなかったようなのですが、新調したブーツに大きな傷が!
つま先の目立つところに、ザザっと引っ掻いたような傷です。
どこでついた傷なのか、本人もさっぱり覚えがないらしく、
転んだ訳でもないのに何でこんなところに~と大変ショックそうな様子。
履いていれば傷ぐらいつくわ~と見逃せる傷なら良いのですが、靴の結構目立つ場所でどうにか見えにくくしたいというケースがありますよね。
そんなとき簡単なお手入れ法を知っておくと便利なので、同僚の革靴を例に簡単お手入れ法をご紹介したいと思います!
ささっと10分あればお手入れできるので、みなさんもちょっと時間があるときにやってみてくださいね♪
まずはお手入れに必要なものを用意しよう
まずはお手入れに必要なものを用意します!
■ 靴用汚れ落とし
■ 靴クリーム
■ ブラシ
■ 防水スプレー
■ 乾いた布
■ 新聞紙
必要なものを揃えたら、お手入れスタートです!
お手入れ手順
①まずは靴全体についた汚れを拭き取る
乾いた布に靴用の汚れ落としをつけて全体を拭いていきます。
同僚の靴のようなスエードとのコンビになっている場合は表革の部分だけ汚れを拭き取ります。
革の素材によってお手入れ法が違うのでここは注意です!
人で言うとメイク落としや洗顔にあたります。
朝、顔を洗わずに化粧水をつけたりお化粧したりはしませんよね。
それと同じです。
さて、さっぱりすっぴんの状態になりました。
②傷の部分に色を入れます
ちょうど合う色があればよいのですが、今回は用意したクリームがどちらも少し違います。こんなときは靴の色に近づくように色を合わせましょう!
靴クリームは少しづつ色がついていくので、色合わせは「これくらいかな~」というアバウトな感じでOKです!
新聞紙の上に綿棒等で靴クリームを取って調合してみました。
おおよそ色ができたら、傷の部分に色を置いていきましょう~。
傷の部分は布でトントンと抑えるように色を入れていくと良いです。
この靴のように革の色のむら感が特徴のざっくりとした革の場合は、全体に色を伸ばしてしまうとその良さが消えてしまうので注意です!
今回はつま先部分のみ色を入れてみました。傷を中心につま先のあたりにクリームを延ばしていきましょう。
③ブラッシング
色を布で塗り終わったら、次はブラッシングです。
もしできるならブラシは使う靴クリームの色に合わせて分けると良いです。
明るい色と暗い色を兼用してしまうと、明るい色の靴をブラッシングするときに色が移ってしまう可能性があるからです~。
では、ブラシを持って、シャカシャカと靴の上で滑らして磨いていきましょう~。
クリームが靴に馴染んで、艶が出てきました!
さて、あの傷はどうなったでしょうか!?
おお~目立たなくなりましたね!
最後に水や汚れがつくのを防ぐ為に防水スプレーをするのがおすすめです。
防水スプレーは革の通気性を損なわないタイプがおすすめですよ。
いかがでしたか?革靴の傷も思っていたよりも簡単に目立たなくなりましたね。
お手入れをしていくことで革はだんだん丈夫になりますし、自分のものになっていって靴に愛着がわいてきますよ!