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のさかブログTOP靴のサイズやフィッティングどんな靴を履けばいい?マタニティ期におすすめシューズ体験談
2016.12.12
UPDATE:2021.04.16
どんな靴を履けばいい?マタニティ期におすすめシューズ体験談

マタニティ 靴
長男出産時に「もうこんなひどい思いしたくない~!」(子供は一人でよし!)
と思っていた私ですが、只今妊娠8ヶ月。
一人目の時は不安がいっぱいで、事あるごとにネット情報を調べまくっていましたが、二人目は「あー、大ちゃん(長男)のときもこんなんやったかなー。」と想いにふけながらもなんとなくはノウハウを覚えているので程よくほったらかし・・・先輩ママたちのおっしゃるとおりな感じで過ごしております。

でも4年前ほどはというと、
「服、どんなん着ればいいの!?」(入らなくなってきたんだけど!!(泣))
「下着、よれよれになってきたんだけど。。。(泣)何買えばいいの!?」(産前産後の想像がつかない)
「手はこんなに伸ばして大丈夫なの!!??」(物を取るとき)

などなど、悩みがつきなかった覚えがあるのですが、唯一特に心配しなかったのは靴です。
身の回りが履きやすい靴だらけな私なので、靴の失敗談はあまりないものの、実体験を踏まえながら少しでも皆さんのマタニティライフを快適に過ごすお手伝いができればうれしいです。

妊婦さんに適した靴ってどんなもの?

靴屋さんをしていると「外反母趾に合う靴あるかしら?」という声をよくお聞きします。
「外反母趾」の方や、「妊婦」に適した靴・・・一般的には考えがちだとは思いますが、今の状態や症状に合わせるというよりも、基本的にはその人その人の足の特徴にあった靴を探すことがベストと言えます。

妊婦さんだと特に、元の体重から7㎏~12㎏、多い人でははそれ以上増えますので、その分下半身にかかる負担は妊娠期が進むにつれ大きくなっていきます。
つわりが終わってほっとしたかと思いきや、足はもちろん膝や腰や背中など色々な箇所に不調が現れ、そのつらさは想像以上・・・。(少なくとも私は妊娠後期の方がつらかった覚えがあります)
妊娠後期では10㎏のお米を持って歩いているのと変わらないのですから、それはもう足にかかる負荷は多大なものです。
そんな中、変わらずお仕事や家事をこなさなくちゃならないママさんたちの足を支える靴はとても大切なものと言えます。

そんなこんなの経験を踏まえて、妊娠中に良いといえる靴をまとめてみました。
(自分の足に合っていることが大前提です!まだ自分の足の特徴をご存じない方はぜひNOSAKAで足を計測してみてくださいね。)

①安定感があり動きやすい靴

マタニティ 靴 安定

ピンヒールや、ヒールの高いパンプスなどはおすすめできません。
妊娠の時期にもよりますが、ヒールは低めで安定感のある靴がおすすめです。
お腹が大きくなるにつれ、歩き方も変わってくるので転倒やつまづき防止策として、普段のものよりも安定感のある動きやすい靴を選ぶとよいでしょう。
(私の時は5ヶ月の時に弟の結婚式があり、どうしてもヒールを履かないと・・という場面がありましたが、ヒールの高さは高くても、太めのヒールで足に固定しやすいハイカットの紐靴で乗り切りました!)

②紐やベルトなどの調節具がある靴

マタニティ 靴 調節

妊娠中は足がむくみやすいので、むくんでいないときとむくんでいるときどちらでも快適に履けるよう、紐やベルトなどの調節具がついている靴がよいでしょう。
また調節機能のある靴だと、産前産後の足の変化にも多少対応できるのでおすすめです!
つまり調節のできないスリッポンなどを妊娠初期~中期に買ってしまうと、後期には窮屈になってしまうし、見越して大き目を買うとガバガバで歩きにくい・・・といったような感じになってしまいます。
ただ、妊娠後期になってくるとお腹がじゃましてかがみにくくなってくるので、紐などを結ぶのが大変になってきますが、そんな時は多少調節を緩めにしておいて長めの靴べらを使ってさっと履いてしまうのも手です。
その際は転倒しないように気を付けることと、長く歩くときは必ずしっかりめに締めてくださいね。
どちらの良い所もとれるのが紐靴のよいところです。

③インソールが入れられる靴

マタニティ 靴 インソール

妊娠中は足にかかる負担が大きいので、開帳足が進んだり、足のトラブルが増える方も多くいらっしゃいます。
そんな時、足裏の圧力を分散してくれるインソールを入れて、少しでも足にかかる負担を少なくすることをおすすめします。
市販のインソールも悪くはないのですが、できれば自分の足に合わせたインソールがベスト。
靴にある程度の容積が必要ですので、元々インソールが入っている靴か、シューフィッティングができる専門店でインソールと靴を購入されることをおすすめします。
足に合わせたインソールや靴は、身体の状態に合わせて微調整していけます。※NOSAKAの場合
妊娠中を問わず産後もその先も使っていけるので、コスパも結果的に良いのではないでしょうか。

知っておきたい!産前と産後の足の変化

妊娠 体重

妊娠中に増加した体重は出産すると自然に落ちるかと思いきや、「えっ!!?」と思うぐらい体重が落ちませんでした。
私の場合しばらく経っても5㎏くらいしか体重が減らず、授乳のために食べないと・・と思っているうちにいつの間にかおばちゃん体系が板についてしまっていました。
ある日自分が映った写真を目にして「これはさすがにやばい・・・。」とダイエットにも踏み切るも、さすが30代!!
体重が落ちない(泣)
日々をもんもんと過ごし、ついにボクシングでダイエットをし産前体重に戻ったのでした。。
そんなこんなで、産前の体重に戻るって大変なのですね(汗)

このような体重増減をしたのですから、足にはさぞかし負担がかかったのかな!?
やっぱり前よりも足幅が広くなったような気がしています。
ダイエット前は、足にも肉がついていつものサイズが少し窮屈に感じていました。
ダイエット後はサイズは前と変わらないものの、足幅が少し広くなったので開帳足が進んだのかと思います。

というわけで、人にもよるかと思いますが多少なりとも産後に足は変化するということです。
実際に6~7割の方が妊娠中に足のサイズが大きくなり、産後も戻らなかったというデータもあるそうですよ。
ただいくら足のサイズ感が大きくなったと言っても、骨の大きさまでは変わっていないので、長さ(足長)はほぼ同じでお肉が付いた分(または横アーチが低下した分)足が横に大きくなると言えるでしょう。

マタニティ期に合った靴まとめ

このように、妊娠中の10か月間と産後というものは女性の一生の中で一番体の変化がある時期です。
やはりその変化に対応した靴を・・・とは思いますが、人によってその変化もさまざまなことから、私の経験も含め、以下の3点を押えた靴が良いと言えます。

①安定感があり動きやすい靴
ピンヒールや高いヒールのパンプスなど、妊娠中は避けたいです。

②紐やベルトなどの調節具がある靴
むくみやすく産前産後と変化しやすい足のために、ある程度調節機能がある靴を選びましょう!

③インソールが入れられる靴
急激に増えた体重を支える靴の役割は重大です!インソールはさらに快適に過ごすサポートをしてくれますよ。

そしてお近くにシューフィッティングができる靴専門店がありましたら、妊娠していることはもちろんご自分の体調や足のむくみ具合・トラブルなども専門スタッフに伝えた上で、できれば微調整も可能で産後も安心して履ける靴を探すと良いと思います!

サイズやデザインだけで靴を選んでいませんか?
足の形は皆さんそれぞれ違います。NOSAKAでは足や靴に関する専門知識をもつシューアドバイザーがお客様のご要望やライフスタイルに合わせて最適な靴をご提案しております。足のこと、靴のこと、何でもご相談ください。
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