急遽お通夜やお葬式に参列しなければならない時、間違った靴を履いていませんか?
葬儀やお通夜では失礼のないよう、どんなに急な時でも常識ある服装で参列したいものです。
いざというときに困らないように、お葬式とお通夜にふさわしい服装と靴のマナーをまとめてみました。
お通夜とお葬式にふさわしい服装とは?
急遽お通夜に参列した際、たまたま塗っていたマニキュアがレモン色だったことに気づかず、そのまま参列したことがありました。。。
後から気づき、爪を隠しながら乗り切った(本当は乗り切れていませんが・・)覚えがあります。
遺族の方にも失礼でしょうし、肩身の狭い想いを今後しないように、また少しでも皆さまの事前情報になれば幸いです。
■女性の装いについて
お通夜はグレー、紺などの地味な色のスーツやワンピース、黒のブラウスやジャケットに黒のスカートの組み合わせの略礼装とされています。
葬儀、告別式はブラックフォーマルで参列する人がほとんどです。
<準礼装(洋装)>
“長袖、襟元の詰まった黒のフォーマルなワンピースやアンサンブルスーツ。
スーツはブラウスも黒。
スカート丈はひざ下。
ストッキングは黒。通夜は肌色でも構わない。”
<略礼装(洋装)>
“一般会葬者として参列するときは、濃紺や濃いグレーなどのダークカラーのスーツに黒のブラウスなどでも構わない。
パンツスーツはカジュアルでなければOK。”
<準礼装(和装)>
“紋付きの色無地に喪帯。ぞうりとバッグは黒。
四十九日までの法要もこれに準じる。
地味な小紋に一つ紋付の黒の羽織でもよい。”
とのことでした!
ちなみにマニキュアはNG!(汗)
メイクは控えめに。
ヘアスタイルはすっきりと上品にということです。
革製品はNG!?お通夜とお葬式に適した靴は?
仏式の場合、正式には靴とバッグは黒無地の布製のものや合成皮革の物を用います。
革靴でも光沢の無いものならOKで、ストラップやベルトが付いているものだと金具がないような靴か、目立たない色(金色はNG)のものならよいとされています。
サンダルやミュールなどの露出の多い靴やカジュアルなテイストの物はNGで、殺生をイメージする、型押しやアニマル柄などもNGです。
飾りがないシンプルなパンプスが一番ということですね。
でもお葬式って、座っていることの方が多いですが、長時間になる方も多いでしょうし、何かと動き回ったり、
脱ぎ履きを繰り返すことも多いのではないでしょうか。
いくら冠婚葬祭にしか履かない靴・・・といっても、長時間履いていてもなるべく疲れにくい、履きやすいものを一足は持っていたいものです。
一足は持っておきたい!女性のための履きやく冠婚葬祭に使える靴
さてさて最後になりますが、お葬式やお通夜に適していて、一足持っていると何かと便利な靴をピックアップしてみました!
■Jollier First 1000
お葬式やお通夜にはシンプルな光沢の無いパンプスが良いとされているので、こういったタイプのパンプスが一番良いのではないでしょうか。
少し高額にはなりますが、長年使えるこだわりの本革を使用しており、使い込んでも型崩れしにくく、また革底なので、冠婚葬祭用として保管しておいても加水分解などで靴底が劣化しません。
化繊などの布製の靴やバッグでもよくありますが、ウレタンの靴底のものをある一定期間保管しておくと、履く履かないに関係なく劣化してしまいます。
冠婚葬祭の時ぐらいしか履かないという方でしたら、この辺も注意しながら靴選びをするのがよいでしょう。
■Jollier first 520
太目のベルトが甲をしっかり押さえてくれますので、長時間履いていても疲れにくいパンプスです。
ベルトはベルクロ仕様になっており、金具がないところも冠婚葬祭用としても安心なこと、また、56種類の木型の中からその方にぴったり合った一足を選べることもうれしいポイントです。
参考文献:
主婦の友社「最新ビジュアル版 冠婚葬祭お金とマナー大辞典」
発行2016年10月10日 株式会社主婦の友社