せっかく旅行に行くのなら、出来るだけ多くの場所を訪れ楽しみたい!誰しもがそう考えるのではないでしょうか。しかし、選ぶ靴を間違えてしまうと旅行が台無しになる可能性も。
年間販売1万2千足を超え、たくさんの方の靴選びに関わっているNOSAKAが、靴選びのプロとして分かりやすく選び方のポイントをご紹介します!
目次
旅行を楽しむため、相性の良い靴選びは最重要!押さえておくべきポイントをご紹介します。
旅行靴を選ぶタイミング
まずは大前提として、新品でおろしたての靴を旅行に履くのはご法度です。必ず慣れた靴か、あるいは履き慣らす期間を設けましょう。
旅行に着ていくお洋服に合わせ靴を新調したい場合は、遅くとも1か月以上前に探し始めましょう。最終的に出発の1か月前には決めておくと安心です。
旅行に履く靴は1か月前に選ぼう!
旅行の靴選びで押さえるべき7つのポイント
1.歩きやすい
旅行の靴選びをする上で、歩きやすい靴であることが一番の重要ポイントです。
行き慣れない旅行先で、無駄なく歩くことは難しいもの。必ず迷ったり引き返したりしますよね。ただでさえ移動で歩く時間が多いので、歩きやすい靴を選びましょう。
例えばいつも使っているスニーカーやウォーキングシューズなど歩き慣れている靴がおすすめです。特に底に厚みがあるものがあると良いです。
坂道、砂利道、石段など、普段歩かない道を事前に歩いてチェックしておくと安心ですよ。
靴を旅行用に新調する時は、足タイプを見極め相性の良い靴を選ぶ必要があります。デザインだけで選ばずに、シューフィッターに相談しましょう。相談するときは店員へ下記項目を伝えてもらえると、歩きやすい靴を提案できます。
□いつものサイズ
□起こりやすい足トラブル
□普段の歩く歩数や距離
□旅行先、時期、期間、訪れる場所の特徴 など
2.疲れにくい
たくさんの荷物を持っての移動は一苦労。一人で気ままに行く旅行なら休むこともしやすいですが、大勢で移動する場合はある程度周りに合わせる必要があります。体力の消耗は極力控えたいですね。
ソールにクッション性のある靴や、ウォーキング向けの靴であると比較的疲れにくいです。また、つま先とカカトが反りあがった船底状になっているソールのものも足運びがスムーズで快適です。
旅行前に長時間を意識して試し履きしておき、疲れにくくないかインソールも含めて確認しておきましょう。
3.圧迫感がない
圧迫感がない靴を選ぶと、足がむくんだ時にも安心できます。末端である足は疲れやむくみが出やすく、腫れが強いと靴に足が入らなくなってしまうことも。
靴紐で調節できるタイプなら、足の状態に合わせてフィット感を変えられるので安心です。アッパーにストレッチ素材を使用している靴も良いですね。
飛行機や電車での長時間の移動がある場合はこまめに足首を動かすなど、ストレッチをしてむくみ対策を意識してください。
4.軽快さ
履いてみて、足の動きにしっかりとついてくる靴を選びましょう。歩行時にカカトが浮いてぶかぶかする靴は重たく感じやすく、疲労の原因に。事前に軽快に歩けることを確認しておくと安心ですね。
カカトをしっかりと合わせ紐やベルトで固定すると、軽量に感じやすいです。靴紐で調節できる靴やスニーカーがおすすめです。
5.防水・耐水
ウォータープルーフタイプの靴であれば急な雨にも対応でき、思い切り旅行を楽しめます。天候は予測しずらいものなので、備えておくのに越したことはありません。
水を使用したアクティビティを利用する時や草むらや土の上を歩くシーンがあれば、一層防水対策を大切にしましょう。
6.滑りにくい
氷点下が想定される土地を旅行する場合はもちろんですが、常に滑りにくさは注意しておく必要があります。
旅行先の路面状態は不可抗力で、予測もしずらいもの。雨降り後のぬかるみや、トイレ周りのタイルなど滑りやすいシチュエーションはいきなり訪れます。ケガを未然に防ぐため、履く靴を選ぶ際に靴の裏である靴底の素材にも注目することが必要です。革底は避け、ゴム素材がおすすめです。
7.持ち運び
例えば登山や海辺などはその場所の特性に考慮した靴を選ぶことが重要です。しかし、出発する時から登山靴やビーチサンダルを履いていくわけにはいきません。
靴にはそれぞれ役割があります。それぞれの用途に対応する靴を持ち運ぶことも念頭に履く靴を選びましょう。
持ち運ぶ際はジッパーの付いたビニール袋やタオルに包んで持ち運ぶと快適です。つま先を逆方向へ向け、甲の外側同士を合わせるようにするとコンパクトにまとまります。
歩きやすい靴が一番!
おすすめの旅行靴10選
様々な旅行先、そして足タイプに合ったおすすめの旅行靴をご紹介します。
中でも世界累計100万足を突破したストレッチウォーカーシリーズは、「何これ!?きもちいい!」と新感覚の歩き心地。ゴールデンシュー賞を2度受賞した大注目のブランドです。日本全国各地もで旅行やウォーキングシューズとして大活躍!膝腰の痛みに不安をお持ちの方へもおすすめです。
●街中をたくさん歩く、観光メインの旅行におすすめ
●スーツやジャケット、スカートにも合うウォーキングシューズ
●防水フィルム内蔵のウォータープルーフタイプ
●普段にも使いやすいカジュアルシューズ
●気温に合わせて選ぶなら
NOSAKA公式オンラインショップは初回サイズ交換無料。送料は全国一律¥550です。
自分の足に合う靴が分からない時は無料の『足診断』を活用!
靴選びで重要になるのは、自分の足を知っていることです。
足のサイズは?特徴は?ウイークポイントは?
知った上で靴を選ぶことが快適な旅行への近道。靴屋さんによっては足計測を行っているところもたくさんあります。相談し、旅行先と自分の足タイプに合った靴を選びましょう。
忙しくて来店が難しい場合は、無料ですぐ自分の足を知ることが出来る、手軽なNOSAKAの『足診断』をぜひご活用ください!
足タイプに合った靴をみつけよう
靴選びで足のトラブルを防ぐ方法
旅行中に起こりうるトラブルのうち、一番多いのは靴擦れです。
根本的に自分の足に合っていないとカカトが擦れたり、つま先が痛くなったり、水ぶくれが出来たりしてしまい、旅行を思うままに楽しめなくなってしまいます。
靴擦れ対策① 慣らし履きをしっかりとする
靴が足に馴染むまで、およそ2週間必要と言われています。旅行へ行く1か月前から慣らし履きを始めておくと安心です。最初は近所やスーパーなど身近な場所から試し履きをしましょう。慣れてきたら街歩きやデパートなど長く歩いて、靴擦れが起きないか確認します。
靴擦れ対策② 靴擦れポイントをチェック
靴擦れしやすいポイントは3つ。
□ 外くるぶし
□ カカト
□ 甲
靴擦れがよく起きる場合、靴の中で足が動いている可能性もあります。インソールや足指力を向上させることで解決につながることも。
普段から靴擦れが起きやすい場所が明確なのであれば、足に当たる箇所に伸縮素材やヌバック・スエードを使用している靴を選ぶのをおすすめします。ヌバックやスエードとは起毛している皮革です。元々柔らかいものが多く、足当たりもソフトです。
もしも旅行中に靴擦れが起こってしまったら・・・
応急処置出来るように、ケア用品を備え、処置方法を覚えておきましょう。
【靴擦れケア用品】
・絆創膏
・ティッシュ
・綿棒
・厚手のソックス
【靴擦れした時の応急処置方法】
①患部を清潔にする
②絆創膏などでケア
③厚手のソックスへ履き替える
厚手のソックスを履けば、患部と靴のクッションの役割も果たしてくれます。
同じ理由で、絆創膏と靴の間に数回折りたたんだティッシュをかましておくのも効果的です。
あくまでも応急処置ですので、帰宅後には適切に処置してくださいね。
靴擦れの応急処置は絆創膏と厚手のソックス
旅行先と目的にあった靴選びのポイント
1.アクティビティ
軽登山や自然探索では、安定感を重視して靴を選びましょう。
形は足首をしっかりと固定できる、ハイカットが理想的。くるぶしよりやや高めのカットで、靴紐を足に合わせて締められるので安定しやすいです。不安定な土や岩場でも安心です。
ソールは、ややフレア気味に地面に設置していると安定感が出ます。様々な地形や天候に対応する為にも、地面をしっかりととらえられるソールがおすすめです。クッション性が高すぎると不安定になる恐れがあるため注意しましょう。
底面に溝があるかどうかもチェックしましょう。中には滑りにくさを強化した防滑ソールなども売られています。ガラス繊維を混ぜ込んだ素材を用いたり、特性に応じた商品がたくさんあります。
海、川などで楽しむ際には、耐水性を重視してゴム製の靴を選びましょう。目的に応じて必要な機能が大きく変わる為、事前のリサーチとして周りの関係者やインストラクターに注意点を聞いておくのも良いですね。
海水に触れる場合はビーチサンダル等を用意し、洗い流せるものがベストです。革製品や布地など、水を吸って重くなるもの、傷んでしまう素材は避けましょう。
2.ドレスコード
ドレスコードとは、時帯や場所などに応じた服装の基準・ルールのことです。もちろん靴も大切な身だしなみの1つ。ホテルやレストラン、バーなどでは予めドレスコードが定められている場合もあるので、予約時にチェックしておきましょう。
格式にもよりますが、女性ならパンプスやヒールのある靴が良いでしょう。つま先とカカトが隠れているタイプが好ましいです。男性はらレースアップの革靴がベスト。
ホテルでのお食事の場合、サンダルやつっかけ、ミュールタイプなどは避けた方が無難です。
カジュアルよりの場所であれば、旅行に履く靴と兼用もしやすいです。例えば革靴らしいルックスのウォーキングシューズなら、たくさん歩けて場にも馴染みます。
いずれにしても、お出かけ前にお手入れのケアをしておきましょう。
ヒールを選ぶ場合、歩きやすさを重視して高さは5cm以内にしましょう。甲にベルトの付いているストラップパンプスや、紐が付いているギリータイプなら前滑りも防ぎやすく、快適に過ごしやすいです。
前述のとおり、つま先とカカトが出ていないデザインが好ましいです。
3.悪天候
旅行先で台風や大雨、大雪など予期せぬ事態に合う可能性もあります。
もしもの時はビニールの買い物袋に片足を入れ、足首で結ぶだけでも一時的であれば十分雨避けになります。ビニール袋2枚は常に備えておきましょう。
まとめ
良い旅行にするためにも、まずは自分の足を知り、適した靴を選ぶことが一番大切です。旅行に行く1か月前には靴の検討を始めましょう。自分の足のサイズや特徴を知り、相性の良いモデルを見つけるためには販売スタッフへ相談するのも近道かもしれません。